中古車を購入したら安心、安全のためにも必ずやっておいた方が良い事が幾つかあります。中古車を購入後は、エンジンオイルの量、汚れ、ミッションオイルの量、冷却水の量、バッテリー液の量、電圧、タイヤの磨耗、損傷、空気圧は必ず見ましょう。オイルに関しては、最近、販売店で納車前に交換してくれるところが多いので心配はいらないのですが、念のため自分の目で見ておいた方が良いかと思います。オイルを交換してくれなかった場合に汚れたオイルのまま長期間走行してしまうと、エンジン内部が汚れてしまい、エンジンの不調や故障の原因になってしまうからです。
またオイルの量が少ない場合、十分な潤滑が行われなくなりエンジンの故障の原因になります。そうならない為にもエンジンオイルの点検は重要なのです。汚れていたら必ず交換しましょう。続いてミッションオイルですが、交換した方が無難だと思います。
ミッションオイルは距離を重ねていくに連れてミッション内部から出る鉄粉などのゴミを含んで行くからです。ミッションオイルもエンジンオイルと同じで、汚れたまま走行を続けると、トランスミッションの不調、故障に繋がってしまうので交換した方が安全です。冷却水については、規定量入ってれば問題はないのですが、劣化の度合いによっては冷却効果が薄れてしまうので、気になる方は交換した方が良いでしょう。バッテリーはバッテリー液の量、電圧を確認しましょう。
電圧が低い、液量が少ない場合は交換しましょう。タイヤの亀裂、磨耗、空気圧の点検は安全の為にもじゅうようです。空気圧が低い状態、亀裂がたくさん入っている状態のタイヤはバーストする恐れがあるので大変危険です。溝が浅いタイヤは、グリップ力が失われているので雨天時にスリップしやすく、制動距離も伸びてしまいます。
中古車を購入した場合は他のドライバーの為にもしっかり点検をしましょう。